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授業情報/Course information

科目名/Course: 空間計画学特論Ⅱ/
科目一覧へ戻る 2025/03/25 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
空間計画学特論Ⅱ
科目名(英文)
/Course
時間割コード
/Registration Code
73210201
学部(研究科)
/Faculty
デザイン学研究科 修士課程
学科(専攻)
/Department
デザイン工学専攻
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○岡北 一孝
オフィスアワー
/Office Hour
岡北 一孝(リンク先のカレンダーよりご予約ください。https://calendar.app.google/XFacCL3fTGzmt2t9A)
開講年度
/Year of the Course
2025年度
開講期間
/Term
前期
対象学生
/Eligible Students
1年,2年
単位数
/Credits
2.0
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2025/02/25
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
該当なし
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
様式史としての建築史を理解していることを前提に、歴史上のさまざまな建築を単なるモニュメントの歴史としてではなく、人々の創造によって上書きされ続けてきた生きた建築として考える講義授業を実施する。それだけでなく、歴史的?伝統的建築を単なる歴史的な知識としてとらえるのではなく、われわれがいま建築を創作あるいはリノベーションするときの優れた先行事例として理解することで、建築史とデザインを架橋する手法を身につけることを目的とする。あわせて建築史研究の方法論や作法も論じることで、創作と研究が相互に作用し合う授業を展開する。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
建築史、歴史的建築物、歴史叙述、建築思想、リノベーション
履修上の注意
/Notes
学部で建築史に関連する授業(日本建築史、近現代建築史、西洋建築史、建築理論など)を履修済みであるのが望ましい。
教科書
/Textbook(s)
『建築史とは何か?』(2016)
参考文献等
/References
『リノベーションからみる西洋建築史』
Companions to the History of Architecture, 4 Volume (2017)
A Global History of Architecture (2017)
The Grove Encyclopedia of Medieval Art and Architecture. (2012)
適宜授業の中で紹介する。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
参考文献に積極的に目を通し、授業で紹介する建築作品や都市について、画像資料や動画資料を探し、細部まで観察する。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
建築士受験資格指定科目
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
振り返りおよび宿題。講義の振り返りのためのミニッツペーパー(microsoft Formsを使用)
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
該当しない
備考
/Notes
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [ガイダンスとイントロダクション]
授業の目的と方法について説明。
2 2 [西洋建築史概説]
様式史をもとに、古代から19世紀までの西洋建築史を概説する
3 3 [建築史における空間?様式?装飾1]
建築史を考える上で重要な鍵語である「空間?様式?装飾」について説明する。
4 4 [建築史における空間?様式?装飾2]
建築史を考える上で重要な鍵語である「空間?様式?装飾」について説明する。
5 5 [西洋建築の空間を特徴づけるもの:マイクロ?アーキテクチャーとは何か]
マイクロ?アーキテクチャー(ミニチュア建築)の概念、定義について
6 6 [マイクロ?アーキテクチャー中世編 ]
西洋中世におけるマイクロ?アーキテクチャーの具体例を解説する。
7 7 [マイクロ?アーキテクチャー近世編]
西洋近世におけるマイクロ?アーキテクチャーの具体例を解説する。
8 8 [空間芸術としての絵画:中世編]
中世の絵画を対象に壁画や祭壇画など、建築空間を形づくる絵画について解説する。
9 9 [空間芸術としての絵画:近世編1]
近世(イタリア?ルネサンス)絵画を対象に壁画や祭壇画など、建築空間を形づくる絵画について解説する。
10 10 [空間芸術としての絵画:近世編2]
近世(イタリア?ルネサンス)絵画を対象に壁画や祭壇画など、建築空間を形づくる絵画について解説する。
11 11 [西洋建築史とリノベーション1]
コルドバの大モスクとサン?ドニ大聖堂のリノベーションについて
12 12 [西洋建築史とリノベーション2]
シラクーザ大聖堂とイタリアにおける古代建築のリノベーション
13 13 [建築史研究の方法と作法1]
アルベルティの建築論を題材に建築史研究の方法と作法について解説する。
14 14 [建築史研究の方法と作法2]
アルベルティの建築作品を題材に建築史研究の方法と作法について解説する。
15 15 [定期試験]
期末レポート試験
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 歴史建築の様式、意匠、構法、それと関連する時代背景、宗教など社会構造、思想などを習得する(A-1)
2 歴史的建築物のリノベーションの手法を理解する(A-1)
3 建築史記述の方法や実践的な作法を習得する(A-2)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
ミニッツペーパー
1 歴史建築の様式、意匠、構法、それと関連する時代背景、宗教など社会構造、思想などを習得する(A-1)
2 歴史的建築物のリノベーションの手法を理解する(A-1)
3 建築史記述の方法や実践的な作法を習得する(A-2)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
80 20

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