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科目名/Course: 計算機工学入門/Introduction to Computer Engineering | |
科目一覧へ戻る | 2025/03/25 現在 |
科目名(和文) /Course |
計算機工学入門 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Introduction to Computer Engineering |
時間割コード /Registration Code |
23186501 |
学部(研究科) /Faculty |
情報工学部 |
学科(専攻) /Department |
人間情報工学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○小枝 正直 |
オフィスアワー /Office Hour |
小枝 正直(火曜3限(通年),2104室) |
開講年度 /Year of the Course |
2025年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2025/02/26 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
家電品に組み込まれたマイクロプロセッサからスーパーコンピュータまで,計算機はほぼ共通の原理で動作している.計算機はソフトウェア(プログラム)の命令をハードウェア(電子回路)によって実行する.本講義ではプログラムの命令とデータの表現法を理解し,命令に従ってハードウェアがどの様に動作するかについて学ぶ.また計算機の詳細を知らなくても使用できるための基本ソフトウェア(OS)の基礎についても学ぶ. |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
コンピュータ,CPU,記憶装置,入出力装置,OS,ネットワーク,マルチプロセス |
履修上の注意 /Notes |
Teams等を使用するので,足球投注官网_手机足球投注-app平台のアカウントでサインインできることを確認しておくこと. 教科書を必ず持参すること. |
教科書 /Textbook(s) |
馬場:コンピュータのしくみを理解するための10章,技術評論社,ISBN-13:978-4774124223 |
参考文献等 /References |
矢沢:コンピュータはなぜ動くのか,日経BP,ISBN-13:978-4822281656 矢沢:コンピュータはなぜ動くのか 第2版,日経BP,ISBN-13:978-4296001231 矢沢:プログラムはなぜ動くのか 第3版,日経BP,ISBN-13:978-4296000197 Lepton:プログラマーのためのコンピュータ入門,オーム社,ISBN-13:978-4274225314 など,コンピュータの基礎に関する図書から自分に合うものを探すこと. |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
講義毎に必ず復習すること. 計算機の構成や動作方法に興味を持ち,関連する内容を調査すること. 教科書の章末問題は必ず解いておくこと. |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
なし |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では以下のアクティブラーニングを採用している. ?課題(宿題等) |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
該当しない |
備考 /Notes |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [計算機の歴史] コンピュータの歴史について,その時代背景に起因する必要性や特徴を中心に理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
2 | 2 | [数値の表現法:2進数の表現] コンピュータにおけるデータ表現形式の基礎となる2進数及び固定小数点表現について学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
3 | 3 | [数値の表現法:正負整数の表現] 数値を表現する上で必須となる正負の表現形式について,その種類,特徴を理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
4 | 4 | [数値の表現法:浮動少数点の表現] 極めて大きいあるいは小さい数値を効率的に表現する手法である浮動小数点表現の概念や形式を理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
5 | 5 | [数値の表現法:数値以外のデータ表現] 文字,静止画,動画,音声などの非数値データの表現形式について学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
6 | 6 | [ハードウェアの構成と動作] CPUの構造や構成要素,機能,動作を理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
7 | 7 | [ハードウェアの実行制御(1)] ALU,レジスタ,カウンタ,バスなどの機能と動作を学ぶとともに,命令実行時のCPU全体の動作シーケンスを理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
8 | 8 | [ハードウェアの実行制御(2)] 割り込み制御について学ぶとともに,主メモリや入出力装置の機能や動作について理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
9 | 9 | [論理演算の基礎] コンピュータにおける演算の基盤となる論理の概念を理解するとともに,それに基づく論理演算の種類と意味を学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
10 | 10 | [論理回路の基礎] コンピュータハードウェアを実現する論理回路について,論理演算を実現する論理ゲートや論理回路の設計手法について学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
11 | 11 | [加減乗除回路の構成] コンピュータの最も重要な機能である算術演算を実現する回路として,四則演算を対象にその機能の実現方法を理解する. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
12 | 12 | [記憶装置の構成] 主メモリの構造と管理方法,ハードディスクやDVD等の外部記憶装置の種類,機能,特徴について学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
13 | 13 | [ハードウェアとソフトウェア] ハードウェアとソフトウェアとのトレードオフについて理解を深めるとともに,ソフトウェアの種類について学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
14 | 14 | [基本ソフトウェア(OS)] ハードウェアやアプリケーションソフトウェアを管理するOSの機能を理解とともに,LinuxやWindowsなどの具体的なOSの特徴も学ぶ. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
15 | 15 | [総括] 14回目までの講義内容のまとめを行う. |
授業内容や例題,課題を復習すること. | 授業で使用するスライドのコピー等 |
16 | 16 | [期末試験] 理解度を確認するための試験を行う. |
なし | なし |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 各種数値表現法を適宜利用できる(D) | ○ | ○ | |||||
2 | ハードウェア構成に基づいて,単純なコンピュータの動作を説明することができる(D) | ○ | ○ | |||||
3 | 論理演算を理解し,簡単な論理回路を設計したり,動作を説明することができる(D) | ○ | ○ | |||||
4 | 基本ソフトウェアの機能や動作を説明することができる(D) | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
レポート | ||||
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1 | 各種数値表現法を適宜利用できる(D) | ○ | ○ | ||||
2 | ハードウェア構成に基づいて,単純なコンピュータの動作を説明することができる(D) | ○ | ○ | ||||
3 | 論理演算を理解し,簡単な論理回路を設計したり,動作を説明することができる(D) | ○ | ○ | ||||
4 | 基本ソフトウェアの機能や動作を説明することができる(D) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |