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授業情報/Course information

科目名/Course: フードビジネス学/Food Business
科目一覧へ戻る 2025/03/25 現在

授業基本情報
科目名(和文)
/Course
フードビジネス学
科目名(英文)
/Course
Food Business
時間割コード
/Registration Code
10000401
学部(研究科)
/Faculty
保健福祉学部
学科(専攻)
/Department
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors
○池口 主弥
オフィスアワー
/Office Hour
池口 主弥(月曜日5時限(16:00~17:30)在席時はいつでも対応しますので気軽に研究室に訪問してください。その他、メール等での質問も歓迎します。)
開講年度
/Year of the Course
2025年度
開講期間
/Term
通年
対象学生
/Eligible Students
看護学科3年,看護学科4年,栄養学科3年,栄養学科4年,現代福祉学科3年,現代福祉学科4年,子ども学科3年,子ども学科4年
単位数
/Credits
2
授業概要情報
更新日
/Date of renewal
2025/03/07
使用言語
/Language of Instruction
日本語
オムニバス
/Omnibus
オムニバス
授業概略と目的
/Cource Description and Objectives
岡山県の特産品の食資源開発力に基づく食品の生産,加工,流通,消費について,大学における共同研究,商品開発,食品業界の品質管理や経営の現場から,食品の川上から川下までのシステムについて具体例を挙げて講述する。広い視野から食の安心?安全,食品の研究開発や食品の生産,流通,消費の流れについて,理解を深めることを目的とする。
履修に必要な知識?能力?キーワード
/Prerequisites and Keywords
食に関心を持っていること。自然科学,食品,健康,経営
履修上の注意
/Notes
積極的に質問し,疑問点の解決に努めること。
教科書
/Textbook(s)
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献等
/References
特になし。
自主学習ガイド
/Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework
毎回配布するプリントを復習し,さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。
資格等に関する事項
/Attention Relating to Professional License
本科目は,副専攻「吉備の杜クリエイター課程」における「地域創生クリエイター」認定のための要件科目の1つである。
アクティブラーニングに関する事項
/Attention Relating to Active Learning
本授業では次のアクティブ?ラーニングを採用している。
小テスト、ミニッツペーパー、グループディスカッション
※振り返りおよび理解度をチェックするために原則毎回小テストの実施やミニッツペーパーを活用する。
実務経験に関する事項
/Attention Relating to Operational Experiences
企業、行政、研究所において食品開発研究業務に携わっている講師が、フードビジネス学に関する基礎知識および応用について指導する。
備考
/Notes
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。講義日程や受講方法については,足球投注官网_手机足球投注-app平台を通じて受講生に連絡します。
授業計画詳細情報
No. 単元(授業回数)
/Unit (Lesson Number)
単元タイトルと概要
/Unit Title and Unit Description
時間外学習
/Preparation and Review
配付資料
/Handouts
1 1 [企業における商品開発と知財戦略の最前線]
企業活動における知的財産の重要性を理解し、知的財産はブランド価値創出の手段であることを理解する。特許要件として、新規性?進歩性を理解することで、事象を客観的に捉える力を養う。特許権の効力と行使を具体的な事例で紹介する。(元サントリー食品インタナショナル株式会社 大阪公立大学農学部 秋元健吾)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
2 2 [岡山県の農水産物資源の機能性評価と利用]
岡山県の水産物資源として重要なマガキについて、その機能性と利用について瀬戸内海の他の地域や世界のマガキと比較しながら、企業との共同研究成果を紹介する。(足球投注官网_手机足球投注-app平台保健福祉学部栄養学科 山下広美)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
3 3 [岡山県産野生酵母を活用した地域特産品の開発]
岡山県内の自然環境から分離した野生酵母を利用した新商品の開発事例について紹介する。(足球投注官网_手机足球投注-app平台保健福祉学部栄養学科 田中晃一)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
4 4 [企業におけるサプリメント?機能性食品の研究開発の取組みについて]
企業におけるサプリメント?機能性食品の研究開発の取り組みの現状について、サプリメントOEM企業、健康食品通信販売企業、機能性原料開発企業での実務経験から具体的な開発事例を交えて紹介する。(足球投注官网_手机足球投注-app平台保健福祉学部栄養学科 池口主弥)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
5 5 [食品機能性に関する企業との共同研究]
ストレス制御作用や抗鼻炎作用を有する食品成分に着目し,その機能性を評価するために行っている企業との共同研究について紹介する。(ノートルダム清心女子大学人間生活学部食品栄養学科 林 泰資)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
6 6 [地域食品の高付加価値化を目指した取り組み]
食品開発する上で、食品素材の差別化および高付加価値化を意識することが重要である。地場の食品企業や行政との共同研究により、地域素材を科学的に分析した事例について紹介する。(ノートルダム清心女子大学人間生活学部食品栄養学科 吉金 優)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
7 7 [フードビジネスにおける危機管理?食品による有害事象?食物アレルギーを中心に]
フードビジネスにおいては、提供された食物、食品が関与する有害事象の発症は、大きなリスク因子である。本授業では、食品?商品による有害事象のうち、食品アレルギーの臨床的事項を中心に学んだ後、フードビジネスを展開する際の留意点について考えてみたい。(中国学園大学現代生活学部人間栄養学科 赤木収二)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
8 8 [日本の酒類とワイン産業]
日本の酒類産業の中でワインの位置づけとどのように発展してきたか。酒類の評価方法やワインからはじまった機能性食品についても紹介します。(岡山理科大学ワイン発酵科学センター 金子明裕)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
9 9 [ブドウ?ワインビジネス]
ワイン用ブドウ栽培とワイン醸造について解説し、日本におけるブドウとワインビジネスについて学びます。(岡山理科大学ワイン発酵科学センター 川俣 昌大)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
10 10 [発酵食品ビジネス学入門]
発酵食品微生物による二次代謝産物の高機能化研究の紹介と食品産業と大学との共同研究事例の紹介を行う。(岡山大学大学院環境生命科学研究科 神崎 浩)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
11 11 [岡山県の農業と産地の現状]
岡山県の農業について、生産状況や産地の置かれている現状についての解説及び、農産物の安定生産の取組について紹介します。(岡山県農林水産総合センター 井上賀貴)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
12 12 [食料?農業?農村をめぐる課題と施策(みどりの食料システム戦略等)]
我が国の食料?農業?農村をめぐる課題と施策について、紹介する。また、持続可能な食料システムの構築に向けて策定された「みどりの食料システム」についても紹介する。(農林水産省中国四国農政局 田中晋太郎 )
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
13 13 [清酒製造における品質の本質]
清酒の品質と市場の関係性の観点から、公設試験研究機関が行う県内清酒製造業に対する技術支援の必要性とその意義について、技術力向上の裏側も含め紹介します。(岡山県工業技術センター 三宅剛史)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
14 14 [原料メーカーが支える商品開発の裏側]
日本の食事情は非常に恵まれており、食品加工技術も世界的に高い評価を得ています。その最先端のマーケットを勝ち抜くために各企業はどのような戦略をもって商品開発に取り組んでいるか、どのような人材を求めているかをお話します。(ナガセヴィータ株式会社/旧株式会社林原 内田幸信)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
15 15 [おかやまコープの地産地消、食と農を守る取り組み]
日本が抱える食料や農業の現状と問題と日本の生活協同組合やおかやまコープが取り組んでいる事例、消費者のニーズに応えおかやまコープが取り組んでいるマーチャンダイジング(MD)を紹介。(生活協同組合おかやまコープ 西山修司)
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
16 16 [岡山県産農畜産物の??????????と今後の戦略]
JA??????とは。岡山の特産物の実需者評価と課題。岡山の特産物の今後の展望と戦略。(全国農業協同組合連合会岡山県本部 伍賀 弘 )
毎回配布する資料を復習し、さらに興味がある人は講義中に紹介する参考書を読むこと。 授業内容をまとめた資料を配布する。
授業評価詳細情報
到達目標及び観点/Learning Goal and Specific Behavioral Viewpoints
No. 到達目標
/Learning Goal
知識?理解
/Knowledge & Undestanding
技能?表現
/Skills & Expressions
思考?判断
/Thoughts & Decisions
伝達?コミュニケーション
/Communication
協働
/Cooperative Attitude
1 食品の開発,研究について説明できる(C-1)
2 食品の生産,流通,消費の流れについて説明できる(C-1)
3 食の安心?安全について説明できる(C-2)
4 食品ロス等に関連する環境問題について説明できる(C-2)
成績評価方法と基準/Evaluation of Achievement
※出席は2/3以上で評価対象となります。
No. 到達目標
/Learning Goal
定期試験
/Exam.
レポート ミニッツペーパー
1 食品の開発,研究について説明できる(C-1)
2 食品の生産,流通,消費の流れについて説明できる(C-1)
3 食の安心?安全について説明できる(C-2)
4 食品ロス等に関連する環境問題について説明できる(C-2)
評価割合(%)
/Allocation of Marks
60 40

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