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科目名/Course: 造形材料演習/Materials for formative arts | |
科目一覧へ戻る | 2022/09/09 現在 |
科目名(和文) /Course |
造形材料演習 |
---|---|
科目名(英文) /Course |
Materials for formative arts |
時間割コード /Registration Code |
36002501 |
学部(研究科) /Faculty |
デザイン学部 |
学科(専攻) /Department |
工芸工業デザイン学科 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○難波 久美子 , 渡邉 操 , 南川 茂樹 , 作元 朋子 |
オフィスアワー /Office Hour |
難波 久美子(金曜2限(前期)、水曜2限(後期)いづれも3203研究室。それ以外は、個別に日程設定となりますので、メール連絡お願いします。)
渡邉 操(月曜日 3時限 3202研究室) 南川 茂樹(金曜日5限/3304研究室 *その他の日時については応相談) 作元 朋子(金曜3限/3204研究室) |
開講年度 /Year of the Course |
2022年度 |
開講期間 /Term |
後期 |
対象学生 /Eligible Students |
2年 |
単位数 /Credits |
2.0 |
更新日 /Date of renewal |
2022/03/01 |
---|---|
使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
オムニバス |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
デザインにおいて材料はものの形態や機能に大きく影響することから重要な要素である。かたちは材料に従うこともあり、また得たい形のために材料を探すこともある。材料の持っている特性によって様々に造形方法があり、デザインにおいてはそれらを理解する必要がある。一方で、材料は、生活?文化?歴史?記憶と人を繋げてゆく媒介である。 本演習は、木材、セラミック、テキスタイルのそれぞれの分野での材料を、材料特性や技法?加工法などを、制作を通して理解し、現代に繋がる視点で材料を考えてゆくことを目的とする。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
材料とデザインの関係性。観察力、洞察力、推察力。特性の理解とデザイン。材料と文化?歴史。目的と適合性。 |
履修上の注意 /Notes |
各課題の提出期限を厳守すること。日頃から身の回りの製品の素材について、意識的に観察する目を持つこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
(南川)「木材の性質と加工」山下晃功 編 開隆堂 1993年 |
参考文献等 /References |
使用しない。 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
身の回りの材料を注意深く観察すること。 |
資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
特になし。 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
|
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
|
備考 /Notes |
本科目は、一部または全部をオンライン授業で実施する可能性がある。 本授業では以下のアクティブラーニングを採用している。 ?ミニッツペーパー ?実験 ?ディスカッション ?プレゼンテーション ?振り返り ?発問 ?挙手 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [オリエンテーション(全担当教員)] 本演習で学修する授業内容?目標?ルール等について説明する(全担当教員) |
復習:次回以降の受講分野を決定する。 | 受講希望分野の調査シート |
2 | 2 | [課題のためのリサーチ(南川)/菊煉り(作元)/バスケタリー基礎技法1(難波?渡邉)] 課題テーマに関するリサーチを行う(南川)/ろくろ挽きする粘土の準備として、土の状態を整える菊練りを行う(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法1(難波?渡邉) |
予習:様々な手段で、参考になる資料を収集しておく(南川)/ 復習:手と土の動きは慣れが必要なため、時間外にも練習する(作元)/復習:作品資料の調査 (難波?渡邉) | バスケタリー基礎技法プリント(難波?渡邉) |
3 | 3 | [リサーチ結果の分析(南川)/土殺し(作元)/バスケタリー基礎技法2((難波?渡邉)] リサーチ結果を様々の方法で分析する。組み合わせる異素材についてもリサーチを広げる。(南川)/電動ろくろの使い方を学び、陶土の上げ下ろし演習を行う(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法2。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:手と土の動きは慣れが必要なため、時間外にも練習する(作元)/予復習:制作の進捗によっては時間外を使って補う。作品資料の調査(難波?渡邉) | |
4 | 4 | [コンセプト構築(南川)/ろくろ挽き1(作元))/バスケタリー基礎技法3((難波?渡邉)] リサーチ結果からの分析を受け、提案するモノのコンセプトを構築し、具体的なかたちへとつなげる。(南川)/決められた重量の陶土から、立ち上げる方法を学び、上へ伸ばす演習を行う(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法3。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:手と土の動きは慣れが必要なため、時間外にも練習する(作元)/予復習:制作の進捗によっては時間外を使って補う(難波?渡邉) | |
5 | 5 | [アイデア展開(南川)/ろくろ挽き2(作元))/バスケタリー基礎技法4(難波?渡邉)] コンセプトから導き出されるターゲットやシーンを想定し、それに即したかたちをスケッチする。(南川)/ろくろで立ち上げた形状から膨らませる方法を学び、考えた形になるよう演習を行う(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法4。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予習:アイデアスケッチを数多くする。(南川)/演習を通して理解した制作可能な形をアイデアスケッチに起こしておく(作元)/予復習:制作の進捗によっては時間外を使って補う(難波?渡邉) | |
6 | 6 | [企画立案?中間プレゼンテーション(南川)/ろくろ挽き3(作元))/バスケタリー基礎技法5((難波?渡邉)] 具体的なターゲット?シーンを想定し、その対象に合ったモノのデザインを決定する。(南川)/アイデアスケッチを元に第1課題の本制作を行う(作元)/テキスタイル材料の加工紹介と実験(難波?渡邉) |
予習:発表のための資料づくりも併せて行う(南川)/予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(作元)/予復習:制作の進捗によっては時間外を使って補う(難波?渡邉) | |
7 | 7 | [図面?設計案作成(南川)/ろくろ挽き4(作元)/バスケタリー基礎技法6(難波?渡邉)] 制作に必要な図面を作成し、デザインによっては、部品ごとの図面を作成する。(南川)/本制作を行う。また、削りに使う湿台(しった)を制作する(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法5。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
復習:図面の描き方を各自で再確認しておく(南川)/予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(作元)/予復習:制作の進捗によっては時間外を使って補う(難波?渡邉) |
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8 | 8 | [材料の選択?加工デモンストレーション(南川)/削り、第2課題説明(作元))/バスケタリー基礎技法の講評(難波?渡邉)] 用途やデザインに適した材料の選択をし、簡単に加工のデモンストレーションを行う(南川)/高台の削りを行う。第2課題の説明を受け、アイデアスケッチを行う(作元)/バスケタリー基礎となる組み?編み?コイル技法による制作物の講評。 次回授業課題の説明(難波?渡邉) |
予習:素材の特徴や加工方法の調査をする(南川) 復習:皿のアイデアスケッチ、石膏型の図面作成を行う(作元)/次週授業のために後半作品のアイデアスケッチ、材料を探し出し、持参する(難波?渡邉) | |
9 | 9 | [試作モデルの検証(南川)/打ち型制作(作元)/バスケタリー作品制作1(難波?渡邉)] スケッチや図面からでは分からなかったかたちの検証を行い、その結果を最終デザインに反映させる(南川)/型打ち用の石膏型を制作する(作元)/バスケタリー作品制作1> 廃棄物?材料加工を条件とする(難波?渡邉) |
復習:3次元モデルの制作をし、細部の検証をする(南川)/次回までにしっかり乾燥させておくため、型の状態を管理する(作元) | |
10 | 10 | [本制作(南川)/ろくろ挽き、型打ち1(作元)/バスケタリー作品制作2(難波?渡邉)] 最終デザインをもとに本制作を行う(南川)/磁土による皿のろくろ挽きを行い、型打ち技法により成形を行う(作元)/バスケタリー技法制作2> 廃棄物?材料加工を条件とする。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(全担当教員) | |
11 | 11 | [本制作(南川)/ろくろ挽き、型打ち2(作元)/バスケタリー作品制作3(難波?渡邉)] 最終デザインをもとに本制作を行う(南川)/磁土による皿のろくろ挽きを行い、型打ち技法により成形を行う(作元)/バスケタリー作品制作3> 廃棄物?材料加工を条件とする。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(全担当教員) | |
12 | 12 | [本制作(南川)/削り(作元)/バスケタリー作品制作4(難波?渡邉)] 最終デザインをもとに本制作を行う(南川)/皿の削りを行い、高台を作る(作元)/バスケタリー作品制作4> 廃棄物?材料加工を条件とする。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(全担当教員) | |
13 | 13 | [本制作(南川)/素焼き、釉がけ(作元)/バスケタリー作品制作5(難波?渡邉)] 最終デザインをもとに本制作を行う(南川)/素焼き焼成、釉薬がけを行う(作元)/バスケタリー作品制作5> 廃棄物?材料加工を条件とする。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
予復習:制作の進捗によっては、時間外を使って補う(全担当教員)/焼成は授業時間外にも及ぶが、空き時間に積極的に温度管理を行う(作元) | |
14 | 14 | [本制作(南川)/本焼成(作元)/バスケタリー作品制作6(難波?渡邉)] 最終デザインをもとに本制作を行う(南川)/本焼成を行う。素材による造形の違いについてまとめの講義を行う(作元)/ バスケタリー作品制作6> 廃棄物?材料加工を条件とする。授業当初にリビューする(難波?渡邉) |
復習:制作の進捗よっては、時間外を使って補う。展示発表のための資料作りも合わせて行う(全担当教員) | |
15 | 15 | [合評] 作品を展示し他分野と合わせて講評を行う。自己選択分野のみならず他分野での学びを共有する。(全担当教員) |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | テーマから発想し生活シーンで活用できるアイテムの提案ができる(C-2)(南川) | ○ | ○ | |||||
2 | 木材を中心に他素材との組み合わせで機能するアイテムの制作ができる(C-2)(南川) | ○ | ○ | |||||
3 | 素材の違いによる造形の成り立ちを陶器?磁器について説明できる(C-2)(作元) | ○ | ○ | |||||
4 | 生活シーンで活用できる陶器の花瓶をろくろ成形によって制作できる(C-2)(作元) | ○ | ○ | |||||
5 | オフルーム技法の一つであるバスケタリー技法により造形することができる(C-2)(難波?渡邉) | ○ | ○ | |||||
6 | 非一般的なテキスタイル材料を使ってバスケタリー技法で作品制作することができる(C-2)(難波?渡邉) | ○ | ○ | ○ | ||||
7 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる(C-2) (担当教員全員) | ○ | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
提出物 | 学習態度 | |||
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1 | テーマから発想し生活シーンで活用できるアイテムの提案ができる(C-2)(南川) | ○ | ○ | ||||
2 | 木材を中心に他素材との組み合わせで機能するアイテムの制作ができる(C-2)(南川) | ○ | |||||
3 | 素材の違いによる造形の成り立ちを陶器?磁器について説明できる(C-2)(作元) | ○ | ○ | ||||
4 | 生活シーンで活用できる陶器の花瓶をろくろ成形によって制作できる(C-2)(作元) | ○ | |||||
5 | オフルーム技法の一つであるバスケタリー技法により造形することができる(C-2)(難波?渡邉) | ○ | ○ | ||||
6 | 非一般的なテキスタイル材料を使ってバスケタリー技法で作品制作することができる(C-2)(難波?渡邉) | ○ | ○ | ||||
7 | 自己の研究を他者に解りやすく伝えることができる(C-2) (担当教員全員) | ○ | ○ | ||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
60 | 40 |