授業科目名(和文) [Course] |
創造設計?実験Ⅰ <システム設計実験Ⅰ> <システム工学実験> |
授業科目名(英文) [Course] |
Creative Design and Experiment I <Systems Engineering Experiment I> |
学部(研究科) [Faculty] |
情報工学部 |
学科(専攻) [Department] |
人間情報工学科/スポーツシステム工学科 |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○井上 貴浩 自室番号(2304)、電子メール(inoue**ss.oka-pu.ac.jp) 大田 慎一郎 自室番号(2605)、電子メール(ota**ss.oka-pu.ac.jp) 瀬島 吉裕 自室番号(2904)、電子メール(sejima**ss.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 1単位 |
対象学生 [Eligible students] |
人間情報工学科 3年次生 |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
ヒトの動きを計測するにあたり,自然な動きを妨げない(制約しない)計測システムが求められる.これには,組み込みシステムと呼ばれる簡素なコンピュータシステムの利用が有効である.本実験では,組み込みシステムの例としてSHマイコンシステムを利用するための周辺回路(ハードウェア)や動作させるプログラム(ソフトウェア)を製作し,その工程から組み込みシステムを用いた計測システムの構築について学ぶ.具体的には,抵抗など各種回路素子をはんだ付けすることに始まり,マイコンを動作させるためのプログラミング学習を行う.最終的には,これらを応用して対象とする計測システムを自身で構築するまでを行う. |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 与えられた課題に対し,解決方法を立案して問題を解決する能力を体得する, 2. 問題点や解決方法を,論理的に説明する能力を体得する. 3. 実践的なプログラミング能力を高める. 4. 組み込みシステムの基礎を理解する. |
履修上の注意 [Notes] |
多くの実践的なプログラミングを行うため「プログラミング言語」,「ソフトウェア演習I,II」の内容を理解していることを前提としている. |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1. 組み込みシステムの基礎 ?マイコンボードの取り扱い説明 2. SHマイコンボードとマザーボードの製作 ?実際に製作し機能を理解する. 3. 実験用回路の製作 ?各自あるいは班ごとに製作する. 4. デジタル入出力(Digital Input Output) ?マイコン制御の基礎となるLEDの点灯点滅制御を行う. 5. LCD画面への表示 ?マイコンとのインタラクティブな情報交換のための文字出力等を行う. 6. CMT (Compare Match Timer) ?精密な時間制御手法を学ぶ. 7. AD/DA変換 ?各種センサ信号の取得について学ぶ. 8. 割込み ?複数タスクの同時割込みが可能になる課題に取り組む. 9. SCI(Serial Communication Interface)によるマイコン-PC間通信 ?PCとマイコンとの通信方法を学ぶ. 10. PWM(Pulse Width Modulation)によるサーボモータ制御 11. 簡易ストップウォッチの構築 12. 3軸加速度センサを用いた入出力制御実験 13. 信号処理回路の設計と製作 14. 直流モータ回路の設計と製作 15. 総括レポート |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
授業中に指示する課題(40%)やレポート(40%),および学習態度(20%)で評価する.課題では与えられた要求動作を満たすことができているか,レポートでは内容の正確さと論理的に主張できているかを判断基準とする.学習態度については,授業内での発言や取り組み姿勢等を判断基準とする. |
教科書 [Textbook] |
教科書:第1回目講義日に資料等を配布する. |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
「プログラミング言語」,「ソフトウェア演習I,II」の内容を復習しておくこと. キーワード:マイコンプログラミング,SHマイコン |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 本授業の一部には,足球投注官网_手机足球投注-app平台教育力向上支援事業の補助を受けている. |