授業科目名(和文) [Course] |
情報リテラシー |
授業科目名(英文) [Course] |
Information Literacy |
学部(研究科) [Faculty] |
共通教育/全学教育 |
学科(専攻) [Department] |
コミュニケーション |
担当教員(○:代表教員) [Principle Instructor(○) and Instructors] |
○岩橋 直人 自室番号(2609)、電子メール(iwahashi**c.oka-pu.ac.jp) 徳田 安紀 自室番号(2309)、電子メール(tokuda**c.oka-pu.ac.jp) ※利用の際は,** を @に置き換えてください |
単位数 [Point(Credit)] |
前期 2単位 |
対象学生 [Eligible students] |
保健福祉学部、デザイン学部デザイン工学科(平成26年度以前入学生) |
授業概略と目標 [Course description and Objects] |
情報通信技術の進展に伴い、情報通信機器を使いこなすことは、あらゆる分野で必須のこととなっている。本講義では、情報通信技術が日常生活に及ぼしている影響や、情報を発信したり利用したりする際の責任について考える。また、学術データベースや図書館などを活用して文書を作成する方法やその際の注意点について実践的知識を習得する。 |
到達目標 [Learning Goal] |
1. 情報通信のおおよその仕組みを理解する。 2. 情報通信機器を利用する際のマナーを理解する。 3. 情報化社会の影の部分を理解する。 4. 文献検索?文書作成時に留意すべきことを理解する。 |
履修上の注意 [Notes] |
「コンピュータ演習」と併せて履修することが望ましい。 |
授業計画とスケジュール [Course schedule] |
1.オリエンテーション?導入 2.付属図書館の概要と学術情報 ?蔵書やサービス内容について説明する。 ?学術情報の分類、データベースについて学ぶ。 3.情報検索と研究論文の執筆?発表 ?検索方法や検索エンジンについて学ぶ。 ?研究論文の執筆、研究成果の発表の仕方や注意点について説明する。 4. インターネットの利用 ?BBSと2チャンネルについて学ぶ。 ?SNSについて学ぶ。 ?wikiについて学ぶ。 ?動画共有サイトと動画投稿について学ぶ。 5.メディアと表現の技術 ?文字コード、フォントに学ぶ。 ?PDFについて学ぶ。 ?オーディオファイル、画像ファイル、動画ファイルについて学ぶ。 4.ネットの脅威とセキュリティ ?コンピュータウイルスとは何かについて学ぶ。 ?フィッシング、情報漏洩について学ぶ。 ?暗号化、出会い系とブログについて学ぶ。 5.情報倫理とルール ?個人情報とはどのようなものかについて学ぶ。 ?知的財産権、著作権について学ぶ。 ?ネットコミュニケーション、迷惑メールについて学ぶ。 6.情報化社会と私たち ?情報システムについて学ぶ。 ?電子商取引、電子マネーについて学ぶ。 ?メディアリテラシー 7.ICTの活用と問題 ?インターネットビジネス、無料モデルについて理解を深める。 ?行動ターゲティングとは何かについて学ぶ。 8.中間まとめ 9.情報検索 ?検索方法や検索エンジンについて学ぶ。 10.付属図書館での検索 ?付属図書館でOPACを用いた蔵書検索を行う。 11.研究論文の執筆と研究成果の発表 ?研究論文の執筆,研究成果の発表の仕方や注意点について説明する。 12.セキュリティーと法令遵守 ?情報セキュリティーについて学ぶ。 ?情報漏えい対策法について学ぶ。 13.インターネット社会の特性 ?インターネット社会について学ぶ。 ?架空請求、ネットいじめ、スパムメール、商品やサービス販売を装った詐欺について理解する。 14.インターネットを利用した情報発信 ?個人による情報発信について学ぶ。 ?ナレッジ?コミュニティの利用、ソーシャルメディアの利用について学ぶ。 15. まとめ |
成績評価方法と基準 [Grading policy (Evaluation)] |
試験またはレポート、学習態度により総合的に評価する。 |
教科書 [Textbook] |
教科書として以下の書籍を用いる。 標準教科書よくわかる情報リテラシー、岡本敏雄(監修)、技術評論社、1480円(税抜) また、必要に応じてプリントを配布する。 |
自主学習ガイド及び キーワード [Self learning] |
コンピュータや携帯端末を利用する際に、授業内容にあげたキーワードを意識することにより、授業内容への関心が深まる。また、氾濫している情報の中から自分に必要な情報を効率的に抽出することを心がけることも授業内容の理解の一助となる。 キーワード:附属図書館、情報検索、インターネット、メディア、セキュリティ、情報化社会、研究論文、法令順守 |
開講年度 [Year of the course] |
28 |
備考 | 5回分を附属図書館副館長徳田が担当する。 その他10回分を岩橋が担当する。 (都合により日程が前後することがある) |