2025年4月24日グローバル?留学子ども学科
イギリスの国立アングリア?ラスキン大学Ho博士が子ども学科の授業に参加しました
保健福祉学部子ども学科の授業「幼児と表現A」に、イギリスの国立アングリア?ラスキン大学Ho博士が参加しました。
Ho博士は、2019年台北で開催された環太平洋国際乳幼児教育学会(PECERA)以来、表現教育や保育関連の国際共同研究に取り組んできている研究者で、モンテッソーリやレッジョエミリアと伝統的な教授法の対比、大学院を中心とした保育者養成の専門性の諸課題、芸術及び表現教育の現代的諸課題など、比較国際的見地を加味してレクチャーをしてくださいました。
幼児の生活や遊びと表現をつなぐPlay-baseのアプローチの英国と日本の共通点や、日本の幼児教育の特色の一つとして、自然環境との接点で幼児の育ちを支える先駆性についても言及がありました。
同講義には、盲学校の児童?生徒を対象としたインターフェース開発の共同研究に取り組んでいるデザイン学部工芸工業デザイン学科藤川裕子助教も参加し、開発中の機器に学生が実際に触れることもできました。
幼児の感性や創造性を豊かにすることにつながる、様々な表現遊びや音楽的環境の構成について視野を拡げ、また五感の中の、特に触覚の大切さを再認識する好機となりました。国際的、学際的な学びをいただきましたことに学生共々感謝しています。
担当教員:保健福祉学部子ども学科 教授 安久津太一