卒業生の声
植木将和(2000年度卒業生 セラミックデザイン)
もりくらす
■仕事紹介
岡山県北部、蒜山の森の中に佇む「もりくらす」で働いています。ここは、1日1組限定の宿と喫茶スペースが一体となった特別な場所です。建物の床や壁、キッチンやテーブルなど、自分たちでできる部分は手作りし、こだわりの空間を作り上げました。生まれ育った蒜山の自然が大好きで、地元の野菜や果物を使ったカフェメニューを考えたり、宿泊されるお客様が心地よく過ごせるよう、日々工夫を重ねています。
■学生時代について
?学生時代にやっておいて良かったこと
僕は、自分が「かっこいい」と思うものを作ることが大好きで、さまざまなものを制作していました。朝から晩まで大学にいたと思います。セラミックで作ったタイルや照明器具、木工で作った家具など、好きな授業に夢中になって、楽しみながら制作を続けました。卒業後もそんな環境を続けたくて自分の工房を構え、自宅の内装もDIYで仕上げました。学生時代に学んだセラミックやプロダクトデザインの知識や技術は、今のものづくりに活かされています。
?県大の魅力?志願した理由
設備が整い、贅沢に制作に打ち込める環境に魅力を感じ、適切なアドバイスを受けながらデザインを学べることに惹かれて志願しました。県内にあり時々地元に帰れることも理由の一つです。入学後は、全国から集まった仲間と出会い、刺激を受けながら学ぶことができました。今まで出会ったことのないような個性豊かで面白い先生方にも恵まれ、充実した学びの時間を過ごせました。
?受験生へのメッセージ
県大に来たら、いろんな個性や感性を持った人達に出会えて、今より何倍も技術や世界観が広がるよ。将来、何年か何十年先に県大に行ってて良かったなって時がきっとくるよ。